ままごと用お手玉の作り方|平たい形で食材に見立てて遊べる
子どもがおままごとで使う「食材」、手作りしてみたいと思ったことはありませんか?
今回は、前回の記事でもご紹介した「平たいお手玉」の詳しい作り方を写真付きでお伝えします。
丸いお手玉ではなく、あえて平たい形にすることで、パンやハンバーグ、パンケーキなど、いろいろな食材に見立てて遊べるんです。子どもの想像力に任せて「これは何かな?」と考えてもらえるのも、手作りおもちゃならではの魅力ですよね。
ペレットを使ったジャリジャリした触感は、感覚遊びとしても楽しめます。内袋を作れば小さなお子さんにも安心して渡せるので、ぜひ参考にしてみてください。
平たいお手玉をままごと食材にするメリット
まずは、なぜ「平たいお手玉」がままごとの食材としておすすめなのか、そのメリットをお伝えしますね。
見立て遊びの幅が広がる理由
一般的なお手玉は、ころんとした丸い形のものが多いですよね。もちろんそれも可愛いのですが、ままごとの食材として使うには少し用途が限られてしまいます。
一方、平たい形にすると、活躍の幅がぐっと広がるんです。
たとえば茶色系の布で作れば、パン、バンズ、パンケーキ、ハンバーグ、クッキーなど、いろいろな食材に見立てられます。「これはパン!」「ハンバーグにする!」と、子ども自身が想像して決められるのが楽しいところ。
作る側が「これはパンだよ」と決めてしまうより、子どもの創造力に委ねられるおもちゃになりますよ。
ペレットの感触が楽しい&安全性について
お手玉の中身にペレットを使うと、ジャリジャリとした独特の触感が生まれます。手で握ったり、振ったりするたびに音と感触が楽しめるので、感覚遊びとしても優秀です。
ただ、ペレットは小さな粒なので、万が一布が破れたときの誤飲が心配ですよね。
今回ご紹介する作り方では、洗濯ネットで内袋を作って二重構造にしています。こうすることで、外側の布が破れてもペレットが直接こぼれ出ることを防げます。
特に0〜2歳くらいの小さなお子さんに渡す場合は、この内袋があると安心です。
💡 ペレットは小さなお子さんが誤飲すると心配な粒です。洗濯ネットで内袋を作って二重構造にしておくと、外側の布が破れてもペレットが直接こぼれません。0〜2歳のお子さんに渡すときは、特にこの一手間をおすすめします。
用意する材料と道具
では、実際に作るために必要なものをご紹介しますね。
必要な材料リスト
布
茶色系がおすすめです。パンやハンバーグなど、いろいろな食材に見立てやすくなります。今回は表裏で色を変えたものも作ってみました。濃い茶色と薄い茶色を組み合わせると、焼き色のついたパンのような雰囲気も出せますよ。
ペレット
手芸店や100円ショップでも購入できます。ぬいぐるみや手作りおもちゃ用として売られていることが多いです。
洗濯ネット(内袋用)
チャックが壊れてしまったものでOKです。捨てようと思っていた洗濯ネットがあれば、ぜひ活用してください。網目状の生地なので、ペレットが飛び出しにくく、内袋にぴったりです。

あると便利な道具
基本的な裁縫道具があれば大丈夫です。
- 針と糸
- 裁ちばさみ
- チャコペン(布に印をつける用)
特別な道具は必要ありません。普段から家にあるもので始められますよ。
平たいお手玉の作り方【写真付きで解説】
それでは、実際の作り方をステップごとに詳しく解説していきます。
STEP1|布と内袋用の生地を丸く切る
まず、表布と洗濯ネットの生地を同じサイズの丸い形に切ります。
私は型を使わず、チャコペンでフリーハンドで描いています。1個ずつ形が少しずつ違う方が食材らしくなるので、あえて揃えていません。きれいな円にしたい方は、お皿やコンパスを型にするといいですよ。大きさはお好みですが、子どもの手のひらに収まるくらい(直径8〜10cm程度)がおすすめです。
ポイントは、表布と内袋用の洗濯ネットを同じ大きさに切ること。 サイズが揃っていないと、内袋がうまく収まらなくなってしまいます。

1個のお手玉につき、表布は2枚、洗濯ネットも2枚使います。作りたい個数分をまとめて切っておくと、後の作業がスムーズです。
STEP2|内袋にペレットを入れる
次に、洗濯ネットで内袋を作ります。
洗濯ネットの生地2枚を重ねて、ぐるりと縫い合わせます。このとき、ペレットを入れるための口を少し開けておいてください。
口からペレットを適量入れます。今回は家で使うものなので、特に量は測らずに作りました。出来上がったものを測ってみると、1個あたり平均35gくらい。布の重さを引くと、ペレットは30g前後入っている計算になります。




大切なのは、パンパンに入れすぎないこと。
ぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、平らな形になりません。また、子どもがペレットのジャリジャリした感触を楽しめなくなってしまいます。
「平ら」を意識しながら、中身が動く余裕を持たせた量にするのがコツです。
口を縫い閉じたら、内袋の完成です。
STEP3|布を並縫いしてひっくり返し、内袋を入れる
表布の方は、2枚を中表(表地同士を内側にした状態)にして重ねます。
ぐるりと並縫いしていきますが、ここでも返し口を開けておくのを忘れずに。縫い終わったら、返し口からひっくり返して表地を出します。
ひっくり返したら、先ほど作った内袋を中に入れます。
最後に、返し口をコの字縫い(ラダーステッチ)で閉じます。コの字縫いで閉じると、縫い目がほとんど目立たなくなるので、きれいな仕上がりになりますよ。


これで1個完成です!

今回は12個作りました。同じ色で統一したものと、表裏で色を変えたものを混ぜて作ってみました。
実際に子どもに渡してみた感想
出来上がったお手玉を、さっそく子どもに渡してみました。
遊び方と子どもの反応
まず興味を持ったのは、やっぱりペレットのジャリジャリした感触。手で握ったり、振って音を鳴らしたりして、しばらく感触を楽しんでいました。


そのうち、おままごとセットのお皿に乗せて持ち歩き始めました。「はい、どうぞ」と渡してくれたり、テーブルに並べてお店屋さんごっこをしたり。
何に見立てているのかはあえて聞かなかったのですが、その日の気分で「パン」になったり「ハンバーグ」になったりしているようでした。
決まった形がないからこそ、自由に想像できるのがいいなと改めて感じました。
作ってみて感じた反省点と改善ポイント
正直なところ、1人用にしては作りすぎたなというのが反省点です。12個作ったのですが、実際に遊ぶときは、とりあえず6個出してみています。ハンバーガーなど重ねて使うものが作りやすいように、この数にしました。
また、まとめて作ったので時間がかかってしまいました。ただ、数を減らせば数時間で完成できそうです。
初めて作る方は、まず2〜3個から試してみるのがおすすめです。
まとめ|平たいお手玉で見立て遊びを楽しもう
今回は、ままごとの食材として使える「平たいお手玉」の作り方をご紹介しました。
この記事のまとめ
- 平たい形にすることで、パンやハンバーグなどいろいろな食材に見立てられる
- ペレットのジャリジャリ感が感覚遊びとしても楽しい
- 洗濯ネットで内袋を作れば、小さな子にも安心して渡せる
- 基本的な裁縫道具があれば、特別な材料なしで作れる
見立て遊びの幅が広がる手作りおもちゃとして、とってもおすすめです。
次回は、他のままごと食材の作り方もご紹介していく予定です。
ままごと食材の作り方は、前回の記事で種類ごとにまとめています。フェルトや毛糸で作る食材も紹介しているので、あわせて読んでみてください。
今回のお手玉作りで参考にした本はこちらです。
