前回、ボロボロになった階段フローリングに木工パテで補修を試みました。パテ埋め・ヤスリがけまでは順調に進み、「これはいけるかも!」と手応えを感じていたのですが…。

今回は塗装工程に挑戦したものの、塗装直後〜数日は浮いた感じが残りました。ただ、2週間ほど経った今はだいぶ馴染んできて、思ったより自然な見た目に近づいています。

実際に使った道具と、ありのままの結果をレポートします。DIY補修を検討中の方は、ぜひ私の失敗を参考にしてください。

※前回のパテ埋め編はこちら


パテ埋め後の下準備|紙やすりで表面を整える

塗装の前に、まずはパテ部分を滑らかに整える作業から始めました。

ヤスリがけ作業中の様子

160番→600番の順でやすりがけ

パテが完全に乾いたら、紙やすりで表面を整えていきます。

今回使ったのは160番と600番の2種類です。最初に160番の粗い目でパテの盛り上がった部分を削り、その後600番の細かい目で仕上げる流れで進めました。

いきなり細かい番手を使いたくなりますが、160番で大まかに削ってからの方が作業がスムーズです。粗い→細かいの順番は守った方が良さそうですね。

私がヤスリで作業していると、小学生の子どもも「やってみたい!」と反応して一緒に作業しを始めました。

パテ部分と周囲の段差をなじませるコツ

やすりがけで意識したのは、パテ部分だけでなく周囲のフローリングとの境目もしっかり削ることです。

パテの縁がくっきり残っていると、塗装しても段差が目立ってしまいます。境目をぼかすようなイメージで、少し広めにやすりをかけました。

手で触ってみて引っかかりがなくなればOKです。この下準備で塗装の仕上がりが変わると思い、丁寧に作業しました。


フローリングコートで塗装に挑戦

下準備を終え、いよいよ塗装工程です。

塗料の道具と作業開始の様子

使用したのはワシン「つや消しダークブラウン」

塗料に選んだのは、ワシンのフローリングコート「つや消しダークブラウン」です。

ホームセンターで手軽に買えること、フローリング用として売られていたことが決め手でした。階段の元の色味に近そうなダークブラウンをチョイスしています。

最初はパテ部分だけ塗る予定が…1段全面に変更

刷毛で塗料を塗り中

当初の計画では、パテ埋めした部分だけをピンポイントで塗るつもりでした。

しかし実際に塗ってみると、補修箇所だけ色が変わって余計に目立つ結果に…。「これはまずい」と思い、急遽1段だけ全面に塗る作戦に変更しました。

部分的な補修は難しいということを、身をもって学びました。

刷毛塗りの手順と塗り方のポイント

刷毛を使って、木目に沿うように塗っていきました。

塗料を薄く伸ばすことを意識しましたが、ムラなく塗るのは想像以上に難しいです。厚塗りにならないよう気をつけながら、なるべく均一になるよう心がけました。


乾燥後の仕上がり|正直イマイチだった理由

塗り終えて乾燥を待ちましたが、結果は期待とは違うものでした。

塗料を塗った階段全体

パテ部分と元のフローリングで色ムラが発生

乾いた状態を見ると、パテを埋めた部分と元のフローリング部分で明らかに色の差が出てしまいました。

もともとはパテを埋めた部分だけ塗る予定でしたが、補修箇所が目立つのが気になって1段全面に変更したことが色ムラの原因だったようです。全面に塗ることで、パテ部分と元のフローリング部分の塗料の吸い込み方の差が余計に際立ってしまいました。

塗料塗り後の仕上がり

【2週間後追記】塗装から2週間ほど経った今、最初は気になっていた浮いた感じが落ち着いてきました。完璧ではないですが、日常生活の中でそこまで目立たない程度には馴染んできています。焦って再塗装しなくて良かったかもしれません。

塗料選びが合っていなかった可能性

正直なところ、塗料の選び方が間違っていたのかもしれません。

フローリングコートは既存の床を保護するためのもので、パテ補修後の着色には向いていない可能性があります。木部用のステインなど、下地に染み込むタイプを先に塗るべきだったのかもしれません。

勉強不足でした。

次回に向けての改善点

今回の失敗を踏まえ、塗料の種類や塗り方をもっと調べる必要がありそうです。

パテ部分に下塗りをするなど、工程を増やすことで改善できるかもしれません。


今回の反省と次にやりたいこと

失敗はしましたが、収穫もありました。

パテ埋めまでは成功だったと感じる理由

振り返ると、パテ埋めの工程自体は上手くいったと思います。

穴や傷は綺麗に埋まり、やすりがけ後は触り心地も滑らかになりました。問題はその後の着色工程です。パテ埋めの技術は次回にも活かせそうですね。

自然な仕上がりを目指すための次のステップ

2週間経った今は、思っていたより馴染んできたので少しほっとしています。もし今後また気になるようなら、木部用ステインでの再チャレンジも検討することや、階段に今回塗った塗料を全体的に塗ることに挑戦したいと思いました。また刷毛も家にあったものをつかったのですが、塗りやすいものをちゃんと選ぶということも必要だと感じました。

まずはこのまましばらく様子を見てみます。また変化があれば追記します。


おまけ:作業をしていて気づいたこと

ワックスもほとんど剥げていた

階段フローリングのワックス剥げ

ヤスリをかけていて気づいたのですが、もともと塗られていたワックス(コーティング)もかなり剥げかかっている状態でした。経年と雨漏りの影響でフローリング全体が乾燥しきっているような感じです。パテ補修のついでにワックスがけもしておけば、多少フローリングの寿命が延びそうだと感じています。今後、塗料を塗る予定があるので、その前にワックスもかけてみようかと検討中です。仕上がったらまた追記します。

壁コーナーのめくれとささくれ

階段の補修作業をしながら、もうひとつ気になっていた箇所があります。階段横の玄関の壁のコーナー(角)部分のめくれとささくれです。

壁コーナーのめくれとささくれ全体

壁の角を見ると、表面材がぺろんとめくれていたり、ささくれ立ってトゲトゲしている箇所がありました。子どもが触れる高さにあるので、刺さりそうで前から気になっていた部分です。

壁コーナーのささくれアップ

フローリングと同じく、経年劣化の影響だと思われます。表面を整えてパテや塗料で仕上げれば対処できそうなので、フローリングの補修が一段落したら次の課題として取り組む予定です。

まとめ|DIY塗装は塗料選びが重要

今回は、パテ埋め後の塗装工程に挑戦しました。塗装直後〜数日は色ムラと浮いた感じが気になりましたが、2週間ほど経過した現在はだいぶ突き板と馴染んできて、自然な見た目に近づいています。

パテ埋めは上手くいっただけに悔しい気持ちもありますが、DIY補修はトライ&エラーの連続ですよね。失敗も経験として次に活かしていきたいと思います。

同じようにフローリング補修に挑戦しようとしている方は、塗り方の計画(部分塗りにするか全面塗りにするか)を事前に決めておくことをおすすめします。また、塗りたての時点で色ムラが気になっても、しばらく様子を見ると馴染んでくることもあるので、焦らず待ってみるのも一つの手ですよ!

【2週間後追記】塗装から2週間ほど経った今、最初は気になっていた浮いた感じが落ち着いてきました。完璧ではないですが、日常生活の中でそこまで目立たない程度には馴染んできています。焦って再塗装しなくて良かったかもしれません。